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COMMENT

(敬称略・順不同)

こんなフェス、凄すぎる!
残された映像と様々な工夫で、まるで自分も会場にいた気分になる。
それはどんなフィクションよりも波乱万丈だった。
予想外に次ぐ予想外。新旧レジェンドの邂逅。
長いロック史でもこの日しか起こらなかった奇跡の瞬間を目撃すべし。

オカモトコウキ(OKAMOTO’S)
/ミュージシャン

これはコンサートではなく、類い稀なロックンロール・ショウの貴重な記録です。
ビートルズにも大きな影響を与え、そのサウンドのルーツとなったロックンロールと、
そのスター達がよみがえります。
ビートルズと決別した直後のジョン・レノンの登場は見ものです。

星加ルミ子/音楽評論家

伝説として知ってはいたけれど、実際に見た衝撃と感動の大きさは言葉にも出来ない。
ビートルズ解散直前の『コールド・ターキー』を歌うジョンとヨーコのステージ。
まさかジーン・ヴィンセントのバックについた
無名のアリス・クーパーが見せた超破天荒なパフォーマンス。
デビュー当時のシカゴや、ボ・ディドリーのライブなど、
どれも感動一杯のお宝映像ばかりなのだ。

湯川れい子/音楽評論・作詞

ショーの実現までに「紆余曲折」という言葉では足りないほど
刺激的なやりとりがあったなんて。
知らないことがこんなにたくさんあるのかと、
冒頭の映像や関係者のやりとりから引き込まれてしまった。

藤本国彦/ビートルズ研究家

音楽は凄い。人種も文化も単純な理由で超えていく。
チケットの売れてないフェスにジョン・レノンが出るという。
その理由は『チャック・ベリーが出るから』。
これは、紆余曲折で開催された「ロックンロール・リバイバル」のドキュメンタリーだが、
出演者達の音楽へのリスペクトが記録された映画だ。

根本要/スターダスト☆レビュー

この映画はプラスティック・オノ・バンドの「スイート・トロント」の拡大版であり、
演奏シーンは縮小版だ。
しかし背景を映像で知ると、史上最大のヒヤヒヤ・ライヴがさらにハウリングする。
プラスティック・オノ・バンドもニュークリアスもアリス・クーパーも
ロック&ロールとロックの交差点でヒヤヒヤしながら演奏を繰り広げる。
特にバッキングのミュージシャンたちは。
ザ・ドアーズの撮影拒否は残念だが、欧米のミュージシャンや観客が、
オノ・ヨーコさんのパフォーマンスによってインド音楽よりもさらに東の原初的ヴォイスを
初めて聴いた瞬間、そこがとても興味深い。演奏者も戸惑わすフルクサくなさだ。

鈴木慶一/moonriders

「ロックが死んだ時代」の復活フェスは混乱のジェットコースター。
セットリスト無視のチャック・ベリー、鶏をぶっ飛ばすアリス・クーパー、
袋をかぶるオノ・ヨーコ、緊張で吐くジョン・レノン…
舞台裏まですべてがロックンロール!

辰巳JUNK/ライター

惑星直列かの如く、ロックの巨星が集い、放たれた光はトロントを照らした。
激動の60年代、そして時代と共にあったザ・ビートルズ。
それらが幕を閉じようとする瞬間を記録したドキュメンタリー。

みのミュージック
/動画クリエイター・音楽評論家・ミュージシャン

知るんだ!裏側を!目論見を!集まった証言を眺めろ!そして起こったことをほんのちょっぴり味見してわかった気になろう!するとびっくりあなたの中でまたしてもロックンロール大復活!またやっちゃった!たまんねー

平田ぱんだ/THE BOHEMIANS

1969年9月。ジョン・レノン、28歳。この年、がんじがらめの「ゲット・バック・セッション」、
『アビー・ロード』制作を経た彼はトロントでステージに立つ。
全編素っ頓狂でテキトーなライヴ現場で体感した伝統と自由との邂逅が、彼の未来を変えた。

西寺郷太(NONA REEVES)

愛すべき右往左往、大いなる試行錯誤。
貴重な映像とエピソードを満載しながら
当時のジョンやロックンロール・オリジネイターたちの
熱気とやばさを存分に伝えてくれる。

萩原健太(音楽評論家)